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仏壇の花の飾り方は?6つの手順で徹底解説!

仏壇の花の飾り方は?6つの手順で徹底解説!

本記事では、仏壇の花の飾り方について詳しく解説しています。

 

結論、仏壇の花の飾り方は、6つの手順で行いましょう。

少しの工夫で、仏壇の花を綺麗に長く飾ることができますよ。

 

弊社辻井蓮華堂は仏壇だけでなく、仏壇の花を飾る花立てなどのお具足も取り扱っております。

その他、ろうそく立てや香呂などの仏具も、セットでも単品でも購入できるので、初めて仏壇を買う方でも安心です。

気になった方は、弊社商品ページをご参照ください。

また、仏壇の花の飾り方でお悩みがありましたら、無料のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

仏壇の花の飾り方は?6つの手順で解説します

仏壇の花の飾り方を順を追って解説します。

1.花を飾る前に花立てを洗う

2.飾る花の包装や束ねているゴムを取る

3.花立てに浸かる部分の葉を取る

4.水の中で茎を斜めにカットする

5.葉が浸からない程度の水量にする

6.お参りをする人の方に向けて飾る

それぞれ詳しく解説します。

 

飾り方①:花を飾る花立てを洗う

まずは、仏壇の花を飾るための花立てを洗います。

予め花立てを洗っておくことで水が清潔に保たれ、花が長持ちします。

お仏壇用の花立てをお使いの方も、こまめに洗って清潔に保つように心がけましょう。

 

飾り方②:飾る花の包装や束ねているゴムを取る

花立てを洗ったら、仏壇に飾る花についている包装を取ります。

よく花を買った時についてくるビニールの包装は、つけたままだと花が枯れやすくなります。

花びらや花粉が落ちるのが気になる場合は、下に敷物をするのがおすすめです。

また、花を束ねるのに使われているゴムや紐も取りましょう。

茎が縛られていると、水を十分に吸い上げることができません。

仏壇の花の飾り方は、少し手間を加えるだけで花の持ちが変わるので、知っておくと役立ちますね!

 

飾り方③:花立てに浸かる部分の葉を取る

包装以外にも、花立てに浸かる下の方の葉は取りましょう

葉が水に浸かってしまうと、バクテリアが発生しやすく花立て内の水が清潔に保てません。

また、葉の数が多いと花立てからでている上部まで水が回りにくくなり、葉先が茶色くなりやすいです。

基本的には、手で摘んで問題ありませんので、一手間加えてみると良いですよ。

 

飾り方④:水の中で茎を斜めにカットする

仏壇に花を飾る時は、水中で茎を斜めにカットする『水切り』と呼ばれる方法がおすすめです。

水切りのポイントは、

・水中で切る

・一気にスパッと切る

・斜めに切る

の3つです。

 

水中で茎をカットすることで空気が入りにくくなり、一気に切ることで花の茎にある水を吸い上げる管が潰れにくいです。

さらに斜めに切れば、水に触れる断面積が広がります。

以上3つのポイントを抑えることで、最大限に水を吸い上げやすくする効果があります。

 

水に浸かっている茎は、腐敗しやすいため毎日先端を1〜2センチ水切りすると良いでしょう。

仏壇の花のもちが大分変わってきますよ。

 

飾り方⑤:葉が浸らない程度の水量にする

水量の目安は、葉が浸からない程度の量です。

前項で述べたように、葉が水に浸かるとバクテリアが発生しやすくなります。

水は多すぎてもこぼれる心配があるので、仏壇の花を飾る際は気持ち少なめにすると安心です。

 

飾り方⑥:お参りをする人の方に向けて飾る

仏壇の花の飾る向きは、お参りをする人の方が正面になるように飾るのが望ましいです。

ご本尊様、ご先祖様のことを考えると仏壇側が正面に来た方が良いのでは?と考えるかもしれません。

しかし、仏壇の花は私たちが仏壇を飾ってあげようというのではなく、ご本尊様を表すために仏壇の周りを飾ります。

ご本尊様、ご先祖様の慈悲の心をこちらで受け取るために、仏壇に飾る花の向きは私たちの方を向くように飾りましょう。



上記の手順に沿って、簡単な一手間を加えることで仏壇の花は綺麗に長持ちします。

 

仏壇の花の飾り方でお悩みがありましたら、弊社、辻井蓮華堂の無料のお問い合わせフォームを、ご活用してみてください。

 

仏壇の花の飾り方で気をつけるべきポイント5つ

 

仏壇の花の飾り方で気をつけるポイントを5つご紹介します。

・花立ては2つで1対になっているものもしくは三具足のセットを選ぶ

・仏壇に飾る花の本数、色はタイミングで分ける

・毎日水替えをする

・法要の日は豪華に花を飾る

・枯れた花はすぐに変える

それぞれ詳しく解説します。

 

ポイント①:花立ては2つで1対になっているものもしくは三具足のセット選ぶ

仏壇に花を飾る際、花立てが2つで1対になっているものは左右に、1つの場合は三具足のセットで飾るのが一般的です。

2つ対になっている花立ては、左右に同じ花を同じ本数飾るようにしましょう。

三具足は、

・花立て

・お香

・ろうそく

の3つの仏具のことを言います。

弊社、辻井蓮華堂で扱っている三具足の一例です。

 

三具足のセットの花立てをお使いになる場合は、私たちから見て左側から花立て、お香、ろうそくの順に飾るのが良いでしょう。



弊社、辻井蓮華堂では仏壇本体だけでなく、仏壇に花を飾る際に必要な花立ても取り扱っております。

上画像のワインレッドのお具足は、家具調のデザインがモダン仏壇、リビングに馴染みやすいのが特徴です。サイズ感は、花立てが縦11センチと扱いやすいので初めてお具足を揃える方にもおすすめです。

 

上画像のお具足のほかにも、幅広い宗派でお使いいただけるものを揃えておりますので、ぜひ一度商品ページをご覧になってください。

 

ポイント②:仏壇に飾る花の本数、色はタイミングで分ける

日本の昔ながらの風習で、仏壇に飾る花の本数は3本、5本など奇数が良いとされています。

対になっている花立てをお持ちの方は、2つの花立てそれぞれに3本ずつ、5本ずつと同じ本数飾るようにしましょう。

また、仏壇に飾る花の色は、四十九日を基準に分けるのが一般的です。

四十九日までは白がメインで、黄色、紫色の3色にします。

四十九日を過ぎてからは白、黄色、紫色以外に、赤、ピンクを加えた5色から選ぶのが良いでしょう。

仏壇の花を選ぶ際は、参考にしてみて下さいね。

 

ポイント③:毎日水替えをする

毎日水を変えるのは、とても重要です。

 

仏壇の花の水を変えずにいると

・バクテリアが発生して花が腐る

・花が枯れて花びらや葉が落ちやすくなる

・花立てにぬめりがつく

・花が枯れやすくなる

・水や花が腐って仏壇に匂いがつく

など、大切な仏壇を汚してしまうことに繋がります。

水切りをする時間がない方も、せめて水だけは毎日変えるように心がけましょう。

どうしても毎日の水換えができない場合は、造花やブリザードフラワーを取り入れるのがおすすめです。

仏壇に飾る花は、生花でなければいけないという決まりはありません。

無理をせず、各ご家庭に合った続けられる方法でご先祖様を敬うのが大切ですよ。

 

ポイント④:法要の日は豪華に花を飾る

法要の日、仏壇に飾る花はいつもより豪華にするのがポイントです。

花の色の選び方でご紹介したように、法要の日は白の花が理想です。

法要の日の他にも、お盆はご先祖様の魂が帰ってくるとされる日なので特別な花を飾ると良いですね。

 

ポイント⑤:枯れた花はすぐに変える

枯れた花をそのままにして置くのは、あまり良くありません。

切り花は1週間前後で枯れてしまうので、1週間以内には交換しましょう。

切り花を長持ちさせる薬品も売られているので、試してみるのも良いかもしれませんね。

どうしても、花を頻繁に交換するのが難しい方は造花やブリザードフラワーにするのがおすすめです。

気温が高い夏場は、特に花の持ちが悪くなるので季節によって取り入れるのも良いですね。

 

これら5つのポイントを意識すると、仏壇の花の飾り方で失敗するリスクを減らすことができます。

そのほかにも、仏壇の花の飾り方で不安なことがありましたら、弊社辻井蓮華堂の無料のお問い合わせフォームをご活用ください。

 

仏壇に飾るのに向いていない花の特徴4つを解説

仏壇の花の飾り方が分かったら、次に迷うのが飾る花ですよね。

仏壇に飾る花に向いていない特徴としては、

・毒、棘のある花

・香りの強い花

・縁起の悪い花

・名前がわからない花

があげられます。

 

特徴①:毒、棘のある花

毒、棘のある花は仏壇に飾る花には向いていません。

仏壇に毒、棘のある花を飾るということは、ご本尊様、ご先祖様に失礼に値します

一般的によく知られる

・スイセン

・チューリップ

・スズラン

などは、実は毒があるので要注意です。

仏壇の花を選ぶ際は、事前に調べたり購入前に確認したりするのが安心ですね。

 

特徴②:香りの強い花

香りの強い花は、仏壇に香りがついてしまうので仏壇に飾るには向いていません。

仏壇は、素材が木材のため香りがつきやすいです。

さらには、水気に弱いためできる掃除が限られます。

香りは好き嫌いもありますので、お参りにいらした方が気持ちよくご挨拶できるよう、控えめに香る花を選びましょう。

香りが強くない花は虫が寄って来づらいなど、お手入れの面でもおすすめですよ。

 

特徴③:縁起の悪い花

彼岸花、むくげの花、椿の花など縁起が悪いことを連想する花は仏壇に飾るのはおすすめしません。

彼岸花は、赤い色が血液や、死を連想させる縁起の悪い花とされています。

むくげの花は、1日で枯れてしまうことから短命、無常を連想させるあまり仏壇に飾るには良い意味を持たない花です。

また、椿等は首から落ちるため、彼岸花同様死を連想させてしまいます。

上記のような花は、仏壇に飾るとご本尊様、ご先祖様だけでなくお参りする側もいい気分ではないので、しっかりと知っておくのが大切です。

 

特徴④:名前がわからない花

名前がわからない花を飾るのは避けましょう。

縁起の悪い名前の花は、仏壇に飾るには向いていません。

名前に限らず、匂いが強かったり花粉が飛びやすかったりと仏壇に飾るのに向かない花である可能性があります。

大切な仏壇を汚さないためにも、知っている花や仏壇によく飾られる花を選ぶのが良いですよ。



上記のように仏壇に飾るには、向いていない花もあるので花を選ぶ際は知って置くと安心です。

仏壇にお供えする花の種類については、こちらの記事で詳細に解説しているので併せてご参照ください。

『仏壇にお供えしてはダメな花もある!?ダメな花の特徴と適した花の選び方を解説』

 

まとめ:仏壇の花の飾り方は6つの手順を意識しましょう

仏壇の花の飾り方は、6つの手順を意識しましょう。

一手間加えるだけで、仏壇の花のもちが変わりますよ。

弊社、辻井蓮華堂では仏壇の花を飾る花立てを単品から取り扱っております。

セット購入も可能なので、初めて仏壇を買うかたも安心してお買い求めいただけますよ。

花立て等、仏壇に関するお問い合わせは、弊社辻井蓮華堂の無料のお問合せフォームをご活用ください。