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仏壇のやってはいけないことを学ぶ!場面別に徹底解説!

仏壇のやってはいけないことを学ぶ!場面別に徹底解説!

本記事では仏壇を扱うにあたってやってはいけないことを場面別に解説しています。

結論、仏壇でやってはいけないことは多くあるため、理解するまでは専門家に相談しましょう。

弊社では仏壇の取り扱いに関するアドバイスも行っていますので、初めて仏壇を購入した場合や仏壇の取り扱い方法が分からない場合はお気軽にお問合せください。

 

仏壇におけるやってはいけないことは様々な場面にあります

仏壇を扱うにあたってやってはいけないことは、様々な場面に存在します。

誤った扱い方をすると仏壇が傷んでしまったり、最悪の場合事故に繋がったりする場合もあります。

また、伝統的な慣習もあり、ならわしに反する行動をとるとご先祖様に無礼にあたる場合もあるでしょう。

このように仏壇におけるやってはいけないことは様々な場面にあり、その中でも特に注意が必要な場面が以下です。

・火気の取り扱い

・清掃方法

・お供え物

・マナー

それぞれ詳しく解説していきます。

 

火気の取り扱いにおけるやってはいけないこと3選

仏壇での火気の取り扱いにおいてやってはいけないことは主に以下の3点です。

1.火を消さずに放置する

2.可燃物を近くに置く

3.火災対策や安全確保の無視

それぞれ解説します。

 

1.火を消さずに放置する

仏壇にお参りをする際にろうそくを使用する場合は、火を消さずに放置してはいけません。

仏壇や仏具は木製のものもあり、引火してしまうと火災を引き起こしてしまう危険性があります。

火を扱う際は目を離さず安全に使用するようにしてください。

火災の危険性を最小限に抑えるため、ろうそくの使用後は必ず火を消しましょう

 

2.可燃物を近くに置く

仏壇周辺には可燃物を置かないようにしましょう。

仏壇の近くに可燃物を置いてしまうと、何かの拍子にろうそくやお線香の燃えカスから引火して火災を引き起こす危険性があります。

また、仏壇の上に乗せた布や紙なども引火の元となるでしょう。

周囲の環境を整え、燃えやすい物は仏壇の近くに置かないよう注意しましょう。

 

3.火災対策や安全確保の無視

仏壇の火気の取り扱いにおいては、火災対策や安全確保を無視してはいけません。

必要な消火器具や火災報知器の設置、周囲の安全確認などを怠らず、万が一の火災にも備えておきましょう

また、火気を使用する際は常に周囲の安全を確保し、火の取り扱いに際しては慎重さと注意を怠らないようにしましょう。

 

以上の火気の取り扱いにおいてやってはいけないことを守ると、火災や事故のリスクを最小限に抑え仏壇を安全に使用できます。

常に、適切な仏壇の管理と火気の取り扱いに努めましょう。

 

清掃とお手入れにおけるやってはいけないこと2選

仏壇の清掃とお手入れにおいてやってはいけないことは主に以下の2点です。

1.水や洗剤を直接かける

2.粗い布や硬いブラシを使用する

それぞれ解説します。

 

1.水や洗剤を直接かける

仏壇を清掃する際は、水や洗剤を直接仏壇にかけないでください。

水や洗剤が木材に浸透し、膨らんだり色あせたりする恐れがあります。

清掃には乾いた柔らかい布を使用し、水や洗剤が仏壇にかからないように注意しましょう。

 

2.粗い布や硬いブラシを使用する

仏壇を清掃する際、粗い布や硬いブラシの使用は避けてください。

これらの道具は仏壇の表面を傷つける恐れがあります。

柔らかい布や毛先の柔らかい仏壇用のブラシなどを使用し、優しく清掃しましょう。

 

仏壇や仏具は非常にデリケートで傷や痛みが発生しやすいです。

誤った方法で清掃すると、仏壇を傷つけてしまう可能性があります。

正しい清掃方法や適切な道具を使用し仏壇の美しさと清潔さを保ちましょう。

弊社「辻井蓮華堂大和高田市本店」では、仏壇の清掃サービスをおこなっておりますので、自分での掃除が不安な場合はお気軽にお問合せください。

 

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お供え物と食べ物におけるやってはいけないこと2選

仏壇のお供え物と食べ物においてやってはいけないことは主に以下の2点です。

1.アルコール飲料を供える

2.生肉や魚介類を供える

それぞれ解説します。

 

1.アルコール飲料を供える

仏教には、仏教徒として守るべき基本的なルールである「五戒(ごかい)」が存在し、その中には「不飲酒」と呼ばれる、「飲酒をしないこと」という教えがあります。

この教えに基づいて、アルコール飲料をお供えするのはやってはいけないこととされています。

 

2.生肉や魚介類を供える

先述した「五戒」中に、「生き物を殺さない」という「不殺生」の教えがあります。

生肉や魚介類は殺生をイメージするものとなるので、生肉や魚介類をお供えするのはやってはいけないこととされています。

 

仏壇へのお供え物は、故人が好きだったものをお供えする方が多いですが、仏教の教えに反していないかも合わせて確認するようにしましょう。

 

マナーと敬意の表し方におけるやってはいけないこと2選

仏壇でのマナーと敬意の表し方においてやってはいけないことは主に以下の2点です。

1.仏壇のロウソクの火を息を吹きかけて消す

2.他の人の信仰行為を妨げる

それぞれ解説します。

 

1.仏壇のロウソクの火を息を吹きかけて消す

仏壇でお線香をあげる際、ロウソクに火を灯してお線香に火をつけます。

お線香をあげた後、安全のためにロウソクの火を消す必要がありますが、その際ろうそくの火に息を吹きかけて消してはいけません

仏壇のろうそくは先祖の魂の道標となると考えられており、口から吐いた不浄な息を吹きかけてはいけないとされています。

ろうそくの火を消す際は手で仰いで火を消すようにしましょう。

 

2.他の人の信仰行為を妨げる

仏壇は故人と向き合う大切な場所であるため、他の人がお祈りをしている間に話かけたり騒音を立てたり信仰行為を妨げることは避けましょう

他人のお祈りに敬意を払い、そばから見守るようにしましょう。

 

仏壇への敬意とマナーを守ることは、故人を尊重する大切な行為です。

正しい仏教の知識を身に着け故人に敬意を払いましょう。

 

まとめ:仏壇を所有したら専門家に取り扱い方を相談しよう

仏壇を扱うにあたってやってはいけないことは多岐に渡り、知らず知らずのうちに仏壇を傷つけてしまったり事故の危険性がある扱い方をしてしまう可能性があります。

仏壇を所有したら、まずは専門家に正しい扱い方を教わりましょう。

 

弊社「辻井蓮華堂大和高田市本店」では、仏壇を所有した方に正しい扱い方をお伝えしております。

仏壇の扱い方が分からない場合はお気軽にお問合せください。

 

皆様の仏壇のある生活を誠心誠意サポートいたします。