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仏壇の修理は自分でできる?修理方法と注意点を徹底解説

仏壇の修理は自分でできる?修理方法と注意点を徹底解説

本記事では自分で仏壇を修理する際の修理方法や注意点を解説しています。

結論、知識や技術があれば自分でも修理できますが、失敗した際のリスクが大きいので専門家に相談しましょう。

仏壇は長年の利用で傷んでしまいます。

自分でも仏壇を修理できますが、修理に失敗すると専門家でも修理不能になったり余計に費用がかかってしまう場合もあります。

もし、仏壇を修理したい場合は専門家に相談して修理してもらう方がおすすめです。

弊社でも仏壇の修理サービスを行っていますので、無理に自分で修理しようとせず、お気軽にお問合せください。

 

部分的な仏壇の修理なら自分でも可能

仏壇の修理は、決して簡単な作業ではありませんが、部分的にヒビが入ったり欠けてしまったり等、軽微な仏壇の修理なら自分でも行うことは可能です。

ただし、仏壇はデリケートかつ高価なものなので失敗した際には逆に費用がかかってしまったということも良くあります。

自分で修理に挑戦しようと考えている場合は、しっかりと修理方法を確認し自分で作業できるかどうか慎重に判断してから実施しましょう。

 

「破損部分別」自分で仏壇を修理する方法

よくある以下の破損部分別に自分で修理する方法を解説します。

・ひび割れや欠けの修理方法

・塗装や色の修理方法

・金具や取っ手の修理方法

 

ひび割れや欠けの修復方法

ひび割れや欠けは、以下の手順で修復を行います。

1. 清掃と下準備

   – 修復する部分をきれいに掃除し、埃や汚れを取り除きます。

   – 必要に応じてひび割れや欠けの周囲を軽く研磨し、なめらかにします。

2. 接着剤を使用した修復

   – ひび割れや欠けの幅に応じた適切な接着剤を選びます。

   – 接着剤を薄く塗り、ひび割れや欠けたパーツを丁寧に合わせます。

   – 修復箇所が固定されるまで、抑えて圧力をかけます。

3. 修復箇所の仕上げ

   – 接着剤が完全に乾いたら、修復箇所をやすりや研磨材でならします。

   – 仏壇の表面仕上げに合わせて、修復箇所を塗装や仕上げ材で整え完了です。

 

塗装や色の修理方法

塗装や色の劣化は、以下の手順で修理します。

1. 塗料や着色剤の選定

   – 修理箇所に近い色調の塗料や着色剤を選びます。

2. 塗装の準備

   – 修理箇所をきれいに掃除し、表面の汚れや古い塗料を取り除きます。

   – 必要に応じて、サンドペーパーで表面をなめらかにします。

3. 塗装の実施

   – 塗料を均等に薄く塗り広げます。

4. 仕上げと調整

   – 塗料が完全に乾いたら、修理箇所をやすりや研磨材で軽く研磨し、表面を滑らかに整え完了です。

 

金具や取っ手の修理方法

金具や取っ手の修理は、以下の手順で修理を行います。

1. 修理箇所の確認

   – 金具や取っ手の破損や錆、緩みなどを確認します。

   – 修理や交換が必要な場合、同じサイズやデザインの金具や取っ手を準備します。

2. 取り外しと交換

   – 修理が必要な金具や取っ手を取り外します。

   – 適切な工具を使用して古い金具や取っ手を取り外し、新しいものと交換します。

3. 取り付けと調整

   – 新しい金具や取っ手を正確に取り付けます。

   – 開閉や動作のスムーズさを確認し、適切に動いていれば完了です。

 

仏壇の修理は簡単な作業ではないため、自分で行う場合は十分に注意して行いましょう。

修理の難易度や仏壇の価値によっては、自分で無理に修理しようとせず仏壇の専門家に相談することをおすすめします。

弊社「辻井蓮華堂大和高田市本店」でも仏壇の修理サービスを行っておりますのでお気軽にお問合せくださいませ。

 

自分で仏壇の修理に挑戦する際の3つの注意点

自分で仏壇の修理に挑戦する際は以下の3つに注意が必要です。

注意点1:仏壇の状態を正確に把握する

注意点2:専門知識や技術が必要

注意点3:自分での修理に失敗すると余計に費用が掛かる

それぞれ詳しく解説します。

 

注意点1:仏壇の状態を正確に把握する

修理を行う前に、仏壇の状態を正確に把握しましょう。

正確に把握しないまま修理を行うと、用意した道具が不適切で使用できなかったり、損傷を悪化させてしまったりする場合もあります。

損傷の程度や範囲、劣化具合などを注意深くチェックし、仏壇の材質や構造も考慮した上で、修理方法や必要な道具を適切に判断しましょう。

 

注意点2:専門知識や技術が必要

自分で仏壇を修理するには、専門知識や技術が必要となります。

仏壇の修理作業に関連する書籍やオンラインの情報から、修理に必要な道具や材料の使い方、適切な手順などを学びましょう。

ただし、難しい作業の場合が多いので、修理に自信がない場合や複雑な修理が必要な場合は、専門家に相談しましょう。

 

注意点3:自分での修理に失敗すると余計に費用が掛かる

修理に失敗すると、本来必要のなかった箇所の修復が必要になる可能性があります。

もちろん修理範囲が広がれば広がるほど、修理にかかる費用も増えてしまいます。

先述した通り仏壇の修理には専門知識や技術が必要なため、修理に失敗して余計な費用の発生を避けたい場合は、専門家に修理を依頼することを検討しましょう。

 

自分で仏壇の修理に挑戦する際は、注意深く仏壇の状態を把握し、修理作業に取り組んでください。

また、自分自身の技術を認識し、修理作業が自分でできるかどうかを判断することも重要です。

もし自信がない場合は、専門家に修理を依頼することをおすすめします。

弊社「辻井蓮華堂大和高田市本店」でも仏壇の修理サービスを行っておりますのでお気軽にお問合せくださいませ。

 

自分で仏壇の修理が難しい場合は修理専門業者に相談しよう

破損部分別に自分で修理する方法をご紹介しましたが、自分で修理が難しいと感じた場合は無理せず修理専門業者に相談しましょう。

特に、以下に該当する場合は自分での修理が困難な場合が多いです。

・複雑な修理が必要な場合

価値のある仏壇の修理

修理に特殊な道具や資材が必要な場合

このような場合は、自分で修理を行うリスクが大きく、修理に失敗し多額の費用がかかってしまう可能性があります。

弊社でも仏壇の修理に関する相談は多数受けており、様々な仏壇の修理を行ってまいりました。

弊社のような修理専門業者に依頼することで、仏壇をより長く使用でき、見た目も美しい状態を保てるのでおすすめです。

 

仏壇の修理が困難な場合は買い替えやリフォームも検討しよう

仏壇の破損状況によっては、専門業者でも修理不能であったり、新しい仏壇を購入できるくらい修理費用が高額になる場合があります。

その際は、仏壇の買い替えやリフォームを検討することも重要です。

また、デザインや機能の変更も修理では実現が難しいので、新しい仏壇を購入するか、リフォームによって、より満足のいく仏壇を手に入れられるでしょう。

弊社では、お客様のライフスタイルやご要望に寄り添い最適な仏壇のご提案を行っておりますのでお気軽にお問合せください。

 

まとめ:仏壇を自分で修理する前にまずは専門家に相談しよう

仏壇の修理を自分で行うには多くのリスクが伴うので、自分で修理を行う前に必ず専門家に相談しましょう

破損状態に応じて適切なアドバイスを提供してもらえるので、状態によっては自分で修理でき、費用が発生しないという場合もあります。

そのため、相談する専門家はお客様に親身に寄り添った提案をしてくれる専門家かどうか、十分にチェックしてから相談するようにしましょう。

 

弊社「辻井蓮華堂大和高田市本店」でも、仏壇の修理に関するご相談は日々頂いており、仏壇の状態を詳しくヒアリングし、場合によっては現地で実際に確認してから適切なアドバイスを行っております。

どこに相談するか迷った場合は、お気軽にお問合せくださいませ。

 

皆様の仏壇を綺麗に長く使っていただけるよう真摯にご対応いたします。

 

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