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仏壇を設置する向きと方角は?家庭での最適な設置基準を紹介!!

仏壇を設置する向きと方角は?家庭での最適な設置基準を紹介!!

本記事では仏壇を設置する向きと方角を解説し、過程での最適な設置基準を紹介しています。

結論、仏壇の向きや方角に明確な決まりはありませんが、複数の考え方があるので専門家に相談することをおすすめします

宗派によって様々な考え方や、風水的に吉とされる向きや方角があるので本記事を参考にして確認しましょう。

弊社では、仏壇の設置に関するご相談も承っております。

どこに設置すべきか分からない場合や、設置の基準が分からない場合はお気軽にお問合せください。

 

仏壇を設置する向きや方角に明確な決まりはない

仏壇を設置する向きや方角には、明確な決まりは存在しません。

伝統や文化によって異なる考え方がありますが、家庭での最適な設置基準は個々の好みや仏壇の設置に最適な環境によるものが一般的です。

 

向きや方角を決定する際は、以下3つのポイントを意識すると設置する場所を決めやすいでしょう。

・宗派ごとにある考え方

・風水的観点

・自宅の環境

 

大切なのは、心からの敬意をもって仏壇を設置し日々向き合うことです。

家族の一体感や癒しの場として、仏壇の設置場所を選びましょう。

 

仏壇の向きと方角の考え方3つを解説

仏壇の向きと方角には以下3つの考え方があります。

考え方①:南面北座説

考え方②:本山中心説

考え方③:西方浄土説

それぞれ解説します。

 

考え方①:南面北座説

南面北座説では、仏壇正面を南向き、背面を北に向けて設置するという考え方です。

南は陽気が強く、清浄な方角とされ、仏壇を南に向けることで仏さまの存在がより尊ばれると信じられています。

「曹洞宗」や「臨済宗」は南面北座説の考え方が参考になるでしょう。

 

考え方②:本山中心説

本山中心説では、仏壇を拝んだ際に宗派の総本山を向くように設置するという考え方です。

仏壇を通して総本山を礼拝し、総本山からのエネルギーを受け取り信仰を深めるとされています。

「真言宗」は本山中心説の考えが参考になるでしょう。

この場合、住んでいる地域や間取りによって向きや方角が変わります

 

考え方③:西方浄土説

西方浄土説では、西方にある極楽浄土に向かって礼拝するために仏壇を東向きに設置する考え方です。

これは阿弥陀如来が西方浄土に住まうという仏教の教えに基づいています。

西方は日本において日没の方角であり、この方角に仏壇を向けることで死後の極楽浄土への願いを表現し、故人を追悼する意味が込められています。

「浄土真宗」や「浄土宗」、「天台宗」は西方浄土説の考えが参考になるでしょう。

 

上記の考え方は宗派や地域によって異なります。

いずれの方角に仏壇を向けるにせよ、心からの敬意を持って大切にし、家庭内での信仰の拠点として活用することが大切です。

 

風水の観点では南東が吉とされる方角

風水の観点では、仏壇を設置する方角として南東が吉とされています。

南東は陽気や成長、繁栄の象徴的な方角であり、ポジティブなエネルギーを持つとされています。

仏壇をこの方角に設置することで、より良い気の流れを生み出し、家庭に幸福や安らぎをもたらすでしょう。

 

この際、後述する家庭で最適な仏壇設置場所を決める3つの基準も合わせて確認し、仏壇にとって最適な環境かどうかも確認するようにしましょう。

ただし、風水の方角に固執しすぎず、設置場所の環境や個々の考えを考慮することも大切です。

 

家庭で最適な仏壇設置場所を決める3つの基準

家庭で最適な仏壇の設置場所を決める基準は以下の3つです。

基準①:風通しのいい場所に設置

基準②:直射日光の当たらない場所に設置

基準③:毎日手を合わせたくなる場所に設置

それぞれ解説します。

 

基準①:風通しのいい場所に設置

仏壇を設置する場所は、風通しの良い場所を選びましょう。

風通しが良いと、部屋の空気がきれいに循環し、清浄な環境が保たれます。

また、仏壇は湿気に弱いため風通しの良い場所に設置することで痛みの防止に繋がり永く使用できます。

 

基準②:直射日光の当たらない場所に設置

仏壇を設置する際は、直射日光が当たる場所は避けましょう

日光による紫外線や熱によって、仏壇や仏具が劣化したり、色あせしたりする可能性があります。

直射日光の当たらない場所を選び、仏壇を長持ちさせましょう。

 

基準③:毎日手を合わせたくなる場所に設置

家庭での仏壇設置場所は、家族が日々触れ合い、手を合わせたくなる場所が理想的です。

リビングルームやダイニングルームなど、家族が集まる場所に設置することで、信仰が家族の一体感に繋がります。

また、家族の日常生活の中で目につく場所に仏壇を置くことで、信仰心がより深まることでしょう。

 

上記の基準は、仏壇を永く使用するために大切な環境です。
先述した宗派や風水の考えを採用する際には、必ず3つの基準を満たしているか確認するようにしましょう。

 

まとめ:仏壇を購入する際、専門家に設置する向きと方角を相談しよう

仏壇を家庭に設置する際には、向きと方角を選ぶことが大切ですが、宗派や風水の考え方、家の環境など、さまざまな要素が影響を与えるため、専門家に相談することがおすすめです。

本記事で紹介した要素を考慮して、家庭で最適な仏壇の向きと方角を決める参考となりますが、専門的な知識や経験を持つ専門家に相談することでより良い選択ができるでしょう。

 

弊社「辻井蓮華堂大和高田市本店」では、仏壇の設置についてのご相談も承っております。

仏壇の設置に関する疑問や相談があれば、お気軽にお問合せください。

お客様の考えを尊重し、家の環境を加味した最適な設置場所をご案内いたします。