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仏壇のお供え物はいつまでに下げる?マナーをわかりやすく解説!

仏壇のお供え物はいつまでに下げる?マナーをわかりやすく解説!

本記事では、仏壇のお供え物はいつまでに下げるのがよいかについて解説しています。

 

結論、お菓子等のお供え物も痛む前に下げて家族で頂きましょう。

ただし、毎日のお供え飯は朝に上げて夕方までに下げるのが一般的です。

 

弊社『辻井蓮華堂大和高田市本店』では、消費に困らないことから仏壇のお供え物として親しまれている線香なども豊富に取り揃えています。

お供え物に関するご相談も承りますので、ぜひ一度お問い合わせください。

 

仏壇のお供え物は痛む前に下げましょう

仏壇のお供え物は、痛む前に下げるようにしましょう。

お供え物は、故人が生前好きだったお菓子や食べ物をお供えすることが多い傾向にあります。

食べ物をお供えしたはいいものの、

 

・お供え物をいつまで置いておくのか

・食べて良いのか

 

など悩みがちですよね。

結論から言うと、お供え物の食べ物は食べても問題ありません。

痛んで腐っている物を供えたままにしている方が、逆にご先祖様や本尊様に失礼になってしまいます。

仏壇にお供え物をするのは感謝の気持ちを伝える一つの手段と考えて、家族で美味しくいただきましょう。

また毎日の仏壇へのお供え物は、痛んでいなくても朝供えたら夕方には下げましょう。

毎日のお供え物としてお供えした炊きたてのご飯は、お下がりとしてありがたく頂くのが良いですよ。

 

弊社『辻井蓮華堂大和高田市本店』では、ご先祖様とご家族を繋ぐ大切な役割を持つ仏壇を豊富に取り揃えています。

各ご家庭にぴったりな仏壇が見つかるよう全力でサポートさせて頂きますので、お気軽にお問合せください。

 

仏壇へのお供え物はいつまでに下げる?シーン別に解説!

お供え物は、痛む前に下げるのが一般的ですが、シーンによって下げるタイミングが決まっている場合があります。

各シーン別に説明するのでぜひ参考にしてください。

 

・四十九日前後のお供え物

・毎日のお供え物

・お盆のお供え物

・手土産のお供え物

 

それぞれ詳しく解説します。

 

シーン①:四十九日前後のお供え物

四十九日前後のお供え物は、毎日下げて取り替えましょう。

四十九日経つ前は、故人の魂は現世との繋がりが強いため極楽浄土へ行けるよう普段と違う供養が必要です。

それに伴い、仏壇へのお供え物も普段とは異なります。

四十九日には

・炊いたお米

・精進料理

・飲み物(水やお茶)

・お花

・お菓子

・線香

・ろうそく

・故人の好きなもの

 

をお供え物としてお供えします。

殺生を連想させる肉や魚などは基本的に避けるべきとされていますが、四十九日のお供え物は故人を思って用意した物であればお供えしても問題はないでしょう。

 

ただし、故人が極楽浄土へ持っていくと信じられているため、四十九日のお供え物は特に古い物はNGです。

米は時間が経って固くなる前に下げたり、生花は枯れて変色した部分は取ったりと新鮮なものをお供えするようにしましょう。

また、極楽浄土への道標とされている線香やろうそくは、本来であれば四十九日経つまでは絶やさないのが理想です。

なるべく長い時間燃やしておくようにしましょう。

腐らないので、四十九日のお供え物を持っていく際にもおすすめですよ。

弊社辻井蓮華大和高田本店では、お供え物にぴったりな線香を豊富に取り揃えているのでぜひ一度ご覧下さい。

 

シーン②:毎日のお供え物

毎日のお供え物は、痛んでいなくても朝に供えたら夕方には下げましょう。

毎日のお供え物は五供(ごくう)と呼ばれる5種類が一般的です。

五供は、

 

・香

・花

・灯燭(とうしょく)

・飲食(おんじき)

・浄水

 

の5つです。

 

それぞれに役割があるため、どれも毎日のお供え物に欠かせないとされています。

香、花、ろうそくは、食べ物ではないため毎日変える必要はありません。

飲食(炊きたてのご飯)と浄水(水もしくはお茶)は、朝供えたら夕方には下げるのが良いでしょう。

飲食は、ご先祖様に感謝の気持ちを持って下げた後ありがたく頂きましょう。

同じ食べ物を頂くことで、ご本尊やご先祖様と繋がることができるでしょう。

 

シーン③:お盆のお供え物

お盆のお供え物は、8月の13日〜16日の4日間を過ぎたら下げましょう。

東京など地域によっては、お盆が旧暦の8月ではなく新暦の7月を採用している場合があります。

この場合、1ヶ月ずれるイメージで考えましょう。

お盆は基本的には、4日間あります。

4日間のそれぞれの意味は下記になります。

 

13日(初盆)ご先祖様の魂をお迎えする

14日15日(中盆)ご先祖様の魂はお家で過ごす

16日(盆明け)ご先祖様の魂を送り出す

 

お盆に親戚同士で集まったりお墓参りに行ったりするのは、ご先祖様の魂が現世に帰ってきているからなのですね。

上記の考え方から仏壇のお供え物は、ご先祖様の魂が現世にいらっしゃる4日間はお供えしておくのが一般的です。

お供え物を選ぶ際は、下げるまでの期間を考慮して日持ちする物を選びましょう。

 

故人の好物を供えたいが日持ちしない、という場合は痛む前に下げて家族で頂くのがおすすめです。

故人を思い出しながら一緒に好物を食べられるので、私たちにとってもご先祖様にとっても充実したお盆が過ごせますね。

 

シーン④:手土産のお供え物

手土産のお供え物は、お参りした後すぐに食べましょう。

仏壇にお供え物をするのは、日々見守ってくださるご先祖様に感謝を伝えるためです。

食べ物をお供えするのはご先祖様に食べてもらうためではなく、ご先祖様のおかげで飢えることなく過ごしているということを伝えるというニュアンスが強いです。

そのため、お供えしてすぐに食べても問題はありません。

仏壇に供えたものは、仏様の力が宿ったお下がりとしてありがたい意味合いを持っています。

お参りをして感謝を伝えた後、美味しいうちに頂きましょう。

頂いたお供え物によってはすぐに冷蔵庫に入れたいときもありますよね。

お供え物をお供えする際は、ご先祖様を思う気持ちが1番大切です。

一度仏壇にお供えしてご先祖様に頂いたことを伝えたら、すぐに下げても問題はありません。

お供え物に合わせて、臨機応変に下げるタイミングを決めましょう。

 

避けるべきお供え物を3つを紹介

渡した相手がいつまでに下げればいいか迷ってしまうような、避けるべきお供え物を3つご紹介します。

・肉や魚

・溶ける物

・生もの

それぞれ詳しく解説します。

 

NGなお供え物①:肉や魚

お供え物として肉や魚を選ぶのは、殺生を連想するため極力避けましょう。

仏教は、殺生を禁じる教えです。

そのため、殺生をして食べる肉や魚はお供え物としては望ましくありません。

また、肉や魚は腐りやすいことから、お供え物としては選ばない方が良いでしょう。

ただ故人を思って生前好きだったものを、と用意した場合お供え物として必ずしも禁止というわけではありません。

お供えする際は、家族の了承のもとお供えしましょう。

腐りやすく生臭いことや衛生面等を考慮して、生の状態ではなく火を通して故人の好きな料理をお供えするのが良いですね。

 

NGなお供え物②:溶ける物

飴やアイスクリームなどの溶ける物をお供え物として選ぶのはやめましょう。

アイスクリームは、すぐに溶けてしまうため選ぶ人は少ないかもしれません。

しかし、

・日持ちする

・価格が手頃

・見た目が華やか

などの理由から、飴をお供え物に選ぶ人もいるでしょう。

飴が腐らないからと油断していると、仏壇の上で溶けてベタベタになってしまう可能性があります。

仏壇はご本尊やご先祖様を祀った大切な物であり高価なものです。

汚れにつながるリスクがあるお供え物は避けるようにしましょう。

 

NGなお供え物③:生もの

生ものをお供え物として選ぶのはやめましょう。

生ものをお供えしてしまうと、お供え物をもらった方はいつまでに下げればよいか困ってしまいます。

また、仏壇が汚れたりニオイがつく可能性もあります。

生ものは避けて故人の好きな食材は火を通した安全な状態でお供えし早めにお下がりとして頂きましょう。

この3つ以外にも仏壇が汚れるリスクがある物やお供え物を貰った方が扱いにくいものは避けるべきです。

お供え物を渡す際は、貰った相手のことを考えて消費期限の長い物を選びましょう。

 

おすすめなお供え物を3つご紹介

お供え物をいつ下げればいいかと悩んでいる方に、特におすすめなお供え物を3つご紹介します。

・焼き菓子

・ろうそく

・線香

お供え物に悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。

 

おすすめのお供え物①:焼き菓子

お供え物としておすすめなお菓子は焼き菓子です。

常温保存ができて日持ちするため、手土産としても選びやすい焼き菓子はお供え物にもピッタリです。

仏壇にお供えするお菓子は和菓子を連想する方が多いかもしれませんが、和菓子にこだわる必要はありません。

和菓子の中には羊羹など消費期限が短いものもあるので、和菓子洋菓子にとらわれず迷ったら焼き菓子がおすすめですよ。

 

おすすめのお供え物②:ろうそく

お供え物は、食べ物でなければいけないわけではありませんので、必要になる機会の多いろうそくもおすすめです。

ろうそくは、その煙を目印に故人の魂が帰ってくると考えられています。

そのためお盆には毎年使われます。

毎日のお供え物としても、いつまでに下げれば良いかの心配がないので安心ですね。

 

弊社辻井蓮華大和高田本店では、ろうそくと線香がセットになっているお供え物も販売しています。

香りが良く人気な2種類の線香と使い勝手が良い小さいろうそくの詰め合わせです。

桐箱入りでお供え物にとてもおすすめなので、商品ページから見てみてくださいね。

 

おすすめのお供え物③:線香

お供え物を下げる手間を考えると消え物が喜ばれます。

特に線香は消費期限がなく、よく使う物なのでいくつあっても喜ばれるためお供え物としてもとてもおすすめです。

弊社辻井蓮華大和高田本店では、万人受けする優しい白壇の香りや香水系の甘い香りの特撰花琳など線香を豊富に取り揃えております。

大判サイズの桐箱に入っているので高級感があり、お供え物にピッタリです。

お供え物に不向きな物を避けたい方は、ぜひ弊社商品ページを参考にしてみてください。

 

まとめ:仏壇のお供え物はなるべく早く下げましょう

食べ物のお供え物は、痛む前に早めに下げて家族で頂きましょう。

お供え物を渡す立場の場合、いつ下げればいいか迷ってしまう食べ物よりも消耗品が好まれます。

弊社辻井蓮華大和高田本店には、仏壇だけでなくお供え物として人気なろうそくや線香も豊富に取り揃えております。

また、お供え物に関するご相談も承りますので、ぜひ一度お問い合わせください。