中古の仏壇は利用できる?購入時の注意点5つを徹底解説
本記事では中古仏壇を利用しても大丈夫かどうか解説しています。
結論、仏壇は中古でも大丈夫です。
中古仏壇を購入する際は以下5つの点に注意が必要です。
①閉眼供養(御霊抜き)をしているか確認
②開眼供養を行う
③運搬は専門業者に依頼する
④格安販売店では慎重に判断を
⑤宗派による仏壇の違いを確認
中古仏壇でも大丈夫ですが、不安点がある場合はお近くの仏壇専門店で相談してみましょう。
当店では中古仏壇は取り扱っておりませんが、中古仏壇のクリーニング可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
仏壇は中古でも大丈夫です
仏壇は、中古でも状態が良ければ使用して大丈夫です。
以前は、中古の仏壇に抵抗があるという人も多く、新品を購入される方がほとんどでした。
しかし近年では、オークションサイトやリサイクルショップ等で、中古仏壇の流通が見られます。
実際に、近隣のリサイクルショップで見かけた方もいるでしょう。
中古の仏壇の場合、新品を購入するよりもかなり安く手に入れられることから購入を検討する方もいらっしゃいます。
一度魂の入った仏壇を使うことに抵抗がなければ、中古の仏壇を使用しても問題ありません。
しかし、「中古仏壇は大丈夫?」と不安に思う方も・・。
中古の仏壇を購入する場合は次の章で解説する注意点をしっかり確認しておきましょう。
中古仏壇を購入する際の注意点5つ
中古仏壇を購入する際の注意点は以下の5つです。
①閉眼供養(御霊抜き)をしているか確認
②開眼供養を行う
③運搬は専門業者に依頼する
④格安販売店では慎重に判断をしましょう
⑤宗派による仏壇の違いを確認
順に解説します。
注意点①:閉眼供養(御霊抜き)をしているか確認
中古仏壇を購入する場合、閉眼供養(御霊抜き)をして使用しましょう。
閉眼供養とは、仏壇じまいの際仏様の魂をぬく儀式のことです。
閉眼供養していない仏壇は、元の持ち主だった方の御先祖の御霊が宿ったままの状態です。
閉眼供養していない中古仏壇を購入した場合、他家の御先祖が宿ったままのため自宅の仏壇として機能しているとはいえません。
通常、中古仏壇販売店では閉眼供養を済ませた仏壇を販売しているので大丈夫ですが、やはり購入前にしっかり確認しておく方が良いでしょう。
また、オークションサイト等個人間のやり取りの場合、閉眼供養の知識がなく説明や記載がない場合もあります。
中古仏壇の購入を検討している場合は、念のため自宅で閉眼供養をする必要があると覚えておきましょう。
宗派によって異なりますが、閉眼供養の費用相場は3~5万円程度です。
注意点②:開眼供養を行う
中古仏壇を購入したら、開眼供養を行いましょう。
開眼供養とは、仏壇を購入した際に僧侶を招き御霊を込める法要のことです。
一連の法要を済ませてようやく自分の家の御先祖の魂が宿り、仏壇が供養を行える場所となるのです。
開眼供養の費用相場は1~5万円程度。
菩提寺によっては閉眼供養と開眼供養を一度に行える場合もあるので、一度相談すると良いでしょう。
注意点③:運搬は専門業者に依頼する
中古の仏壇を購入する際、運搬は専門業者に依頼する方が良いでしょう。
仏壇は繊細な構造で、正しい運搬方法でなければ壊れてしまう可能性もあります。
また、仏壇の種類によっては持つ位置が決まっているものもありますよ。
運搬業者選定で迷ったら、まずは購入した仏壇店や近隣の仏壇店へ相談するのもおすすめです。
仏壇の専門知識を持った業者に任せた方が安心できるでしょう。
注意点④:格安販売店では慎重に判断を
格安で中古仏壇を販売している場合は、慎重に購入の判断をした方が良いでしょう。
中には仏壇本体の代金のみ表記しており、配送料や閉眼供養代金など高額な料金を請求する悪徳な業者もあるようです。
あらかじめ料金内訳をしっかりと確認しておきましょう。
注意点⑤:宗派による仏壇の違いを確認
仏壇は宗派によって形が異なります。
例えば
・金仏壇:浄土真宗(本願寺派・大谷派)
・唐木仏壇:主に浄土真宗以外の宗派
等、原則慣習通りの仏壇を購入する方が良いでしょう。
中古仏壇の場合、購入される方が仏壇の種類を判断できない可能性もあります。
その場合、仏壇専門店で宗派に合った新品の仏壇購入がおすすめです。
当店では、新品の仏壇を種類豊富に販売しております。
無料相談も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
以上5つの注意点を十分に理解した上で中古仏壇の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
大丈夫と言い切れるように、しっかり確認してくださいね。
【どこで買える?】中古仏壇の販売場所3選
中古仏壇を購入するのであれば以下の3つの場所が主流です。
・仏壇店
・リサイクルショップ
・ネットオークション
中古仏壇は流通量が少ないため、購入する場所も限られます。
購入の際は比較検討すると良いでしょう。
販売場所①:仏壇店
中古仏壇の販売場所として、やはり仏壇専門店での購入が安心です。
まずは、近隣の仏壇店で中古仏壇を取り扱っているかどうかを確認しましょう。
仏壇店で引き取った中古仏壇でも、需要がなければお焚き上げとして処分してしまいます。
中古仏壇を探している旨を伝えておくと、スムーズに話を進められるかもしれません。
当店では中古仏壇の取り扱いはございません。
ご予算に合わせて新品の仏壇をご提案させていただきます。
無料相談も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
販売場所②:リサイクルショップ
リサイクルショップで中古仏壇を販売していることもあります。
近隣のリサイクルショップに問い合わせてみると良いでしょう。
リサイクルショップとは少し異なりますが、古美術商で中古仏壇を販売していることもあるようです。
中には、豪華な装飾で骨董的価値のある仏壇を取り扱っている古美術商もあるのだとか。
ご自身のニーズに合った店舗で探してみましょう。
販売場所③:ネットオークション
ネットオークションに出品されていることもしばしばあるようです。
実際にコンパクト型の中古仏壇が販売されているのを確認しました。
また、フリマアプリでも中古仏壇が販売されているようです。
ネットオークションやフリマアプリでの購入の際は、先述した注意点に留意しましょう。
中古仏壇の主な販売場所は以上の通りです。
専門知識がないと、販売されている中古仏壇が大丈夫なのか不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。
大丈夫か迷った際は、お近くの仏壇店や購入場所で専門知識を持ったスタッフに相談してみましょう。
また、弊社でも仏事コーディネーターがご相談をお受けいたします。
お気軽にご来店・お問い合わせください。
中古仏壇は使用前に仏壇専門店でメンテナンスをしましょう
中古仏壇は使用前に仏壇専門店にてメンテナンスしておく方が良いでしょう。
中古の仏壇をそのままお祀りする場合、汚れや匂いが残っている可能性も考えられます。
また、使用前に不具合や破損部分がないかを仏壇専門店で確認し修理をしてもらっておくのもおすすめですよ。
当店では、仏壇クリーニングを承っております。
お見積もりまで無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
ただし、中古仏壇の汚れや匂いが強い場合はクリーニングで落としきれない可能性もあります。
その場合は、新品を購入した方が気持ちよくご先祖様と向き合えるでしょう。
昔に比べて、仏壇の種類も増えコンパクトで比較的安価な仏壇もございます。
また、閉眼供養などの御法要についても仏壇専門店であれば、正確にご案内致します。
仏壇の予算を仏壇専門店に伝え、ご家庭に合う仏壇を探してみるのも良いでしょう。
まとめ:仏壇は中古でも大丈夫!使用前にはメンテナンスを
仏壇は中古でも大丈夫です。
ただし、仏壇専門店でメンテナンスしてから使用するのがおすすめです。
当店では中古仏壇を取り扱っておりませんが、仏壇クリーニング可能です。
お見積もりまで無料で実施いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
新品か中古かではなく、仏壇の前でご先祖に対して敬虔な気持ちで手を合わせることができるかが重要です。
中古仏壇でも大丈夫ですが、不安な点がある場合はお近くの仏壇専門店でまずは相談してみてはいかがでしょうか。