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仏壇は使い回しても大丈夫?他人に仏壇を譲る際の3つの注意点

仏壇は使い回しても大丈夫?他人に仏壇を譲る際の3つの注意点

本記事では仏壇を使い回しする際の注意点を解説しています。

結論、仏壇を使い回しする場合は以下3つの注意点を守りましょう

①手入れや修理をしてから仏壇を使い回す

②配置場所やサイズを確認する

③双方でしっかり話し合う

誤った方法で仏壇を使い回しするとトラブルになる場合もあるので、検討している方は本記事を参考にして正しい方法で使い回しましょう。

弊社では、仏壇の使い回しに関する相談や処分する際の供養の手配など、様々なご相談に対応しておりますのでお気軽にお問合せください。

 

仏壇は使い回し可能です!

実は仏壇の使い回しは可能です。

一見、所有者の想いが残っていたりご先祖様の思念が残ってたりするから使い回しはNGと誤解している方も多いのではないでしょうか。

実際に仏壇を使い回している方の多くは、親戚や自分の後を継ぐ人に譲ることがほとんどです。

しかし、最近は後を継がないという人も多く、知人に仏壇を譲って使い回している方も増えてきています

仏壇を使い回しする際の注意点をしっかりと守れば仏壇の使い回しは可能なので、本記事を参考にして仏壇の使い回しを検討してみてください。

 

他人に仏壇を譲る際の注意点3つを解説

他人に仏壇を譲る際の注意点は以下の3つです。

①手入れや修理をしてから仏壇を使い回す

②配置場所やサイズを確認する

③双方でしっかり話し合う

それぞれ詳しく説明します。

 

注意点①:手入れや修理をしてから仏壇を使い回す

仏壇を使い回しする場合、事前に手入れや修理を検討しましょう。

仏壇は毎日お供えをすることで、汚れやほこりが気づかぬうちに付着しているものです

気持ちよく受け取ってもらえるように、仏壇のクリーニングは必ず行うようにしましょう。

 

また、仏壇や仏具が傷んでいたり、破損していたりする場合は修理を行いましょう。

傷や汚れがあるまま使い回してしまうと、相手に不快な印象を与える可能性があります。

修理をしてから譲ることで、相手がより長く使い続けられるでしょう。

 

注意点②:配置場所やサイズを確認する

仏壇を使い回しする際は、譲り先の配置場所やスペースのサイズを確認しましょう。

仏壇はある程度のスペースが必要な家具です。

相手の家のスペースを考慮しないまま大きな仏壇を譲ると、生活スペースを圧迫し相手の生活に悪影響を与える可能性があります。

事前に相手の家の配置場所を確認して、仏壇を譲っても問題がないか確認をしたうえで使い回すようにしましょう。

 

注意点③:双方でしっかり話し合う

仏壇を使い回しする際は、以下の点について双方で話し合いましょう。

・譲る理由を説明する

・相手の意向を確認する

・メンテナンスの方法を伝える

仏壇は他の家具と違って持ち主の想いがとても込められている家具です。

仏壇をどうして譲ることにしたのか、相手側は本当に仏壇を欲しいのかをしっかりと確認をすることでトラブルの発生を防ぐことができます。

また、譲った後にも長く使ってもらえるように、メンテナンス方法も譲る際に相手に伝えましょう。

 

以上3つの注意点を守れば、トラブルなく仏壇を使い回しすることができます。

改めてみると当たり前のことかもしれませんが、意外と忘れていることもあるのでしっかりと確認しましょう。

 

仏壇を使い回しする際のメリット2つを解説

仏壇を使い回しすることのメリットは以下の2つです。

①処分費用を節約できる

②伝統を継承する意味がある

それぞれ詳しく説明します。

 

メリット①:処分費用を節約できる

仏壇を使い回しすることで、処分費用を節約することができます。

仏壇を処分する際は供養を済ませて処分する必要があり、処分費用の相場としては10,000円~15,000円程度です。

譲り先がある場合は、仏壇を使い回す方が節約に繋がるでしょう。

 

メリット②:伝統を継承する意味がある

仏壇を使い回しすることで伝統を継承するという意味があります。

家族が代々大切に使ってきた仏壇を、子供や親戚が使い続けることで家族の絆や伝統が守られ尊重されることになります。

使い回しすることで祖先との絆が深まり、家族の歴史を感じることができるでしょう。

 

仏壇を使い回しする際のメリットは以上の2つです。

ご先祖様に対する想いを大切にしながら費用も浮かせることができるのは嬉しいですね。

 

仏壇を使い回しする際のデメリット2つと解消法

仏壇を使い回しすることのデメリットは以下の2つです。

①仏壇の手入れや修理が必要

②仏壇のサイズが相手の部屋に合わない場合がある

それぞれ詳しく説明し解消法もあわせて解説します。

 

デメリット①:仏壇の手入れや修理が必要

仏壇を使い回しする際は手入れや修理が必要です。

先述したように、痛みや汚れがあるまま仏壇を譲ると相手に不快感を与えたり、トラブルが発生したりする可能性もあります。

手間ではありますが、相手に気持ちよく受け取ってもらい長く使ってもらうためにもリフォームやクリーニングを行った方が良いでしょう。

 

自分で手入れや修理をするのが不安な方は、弊社のような専門業者に依頼してみるのもおすすめです。

弊社「辻井蓮華堂大和高田市本店」では、お仏壇のリフォーム(洗い)も実施しています。

仏壇を使い回す際は、まずはご相談ください。

お仏壇のリフォーム(洗い)をお考えの方はこちら

 

デメリット②:仏壇のサイズが相手の部屋に合わない場合がある

仏壇を使い回しする際には、仏壇のサイズが相手の部屋に合わない場合がよくあります。

そもそも自分の家に合わせて購入していることが多いので、相手の家ではサイズが合わないというのは当たり前です。

 

仏壇の種類によっては、一度解体してサイズを小さくリメイクできる事例もあるので専門業者へ一度相談すると良いでしょう。

受け取り手の部屋のサイズに合わせて調整してもらうことで、相手の部屋でもぴったりと納めることができます。

 

仏壇を使い回しする際のデメリットは以上の2つです。

 

事前にデメリットを理解しておくと、仏壇を使い回しする際にスムーズにやり取りできるでしょう。

また、弊社の仏事なんでも相談コーナーでは仏事コーディネーターが仏事に関するお悩み相談も可能です。

困ったらお気軽にご相談ください。

 

まとめ:仏壇の使い回しは可能!使い回す際はしっかり手入れや修理をしてから

仏壇の使い回しは可能です。

しかし、譲り受ける相手のことも考えしっかりと手入れや修理をしてから使い回しすることが大切です。

 

もし、仏壇を使い回したくない場合や、痛みが激しく使い回しできないなど仏壇の処分をお考えの方は、一度弊社「辻井蓮華堂大和高田市本店」に相談してください。

仏壇の使い回しに関する相談や、処分する際の供養の手配など様々なご相談に対応しておりますので、お気軽にお問合せください。