☆桜フォトコンテスト2024☆入賞作品発表!
先日募集させて頂いた「れんげ堂・桜フォトコンテスト2024」へ沢山のご応募を頂き本当にありがとうございました!
今年はなんと応募総数80点の作品の中からスタッフ一同で厳正な審査を行わせて頂き、以下の通り入賞作品が決定いたしましたので発表させて頂きます。
1、グランプリ 田中さま
撮影場所 壷阪寺
「いいスポットがあると聞き行きましたが大渋滞で綺麗に撮れる時間帯に着くのが無理そうなので、翌日原付で40分かけてたどり着いた場所です。」とのことです。
〈店長辻井のひとこと〉
この圧巻の風景!今回の選考もスタッフ7名の無記名投票で行ったのですが、この作品にはなんとほぼ全員の票が入る圧倒的多数でグランプリが決定いたしました。・・満開の桜の中から巨大な仏さまがお顔を覗かせているというスケール感、まるで極楽浄土の世界をリアルで見るような錯覚を起こしてしまいます。田中さんは昨年度も準グランプリを受賞されており、その才能が今年も爆発しております!原付で40分かけて行かれた撮影スポットとのことでしたが、これは値打ちありますね~(^^)
2、準グランプリ 窪田泰伸さま
撮影場所 唐古・鍵遺跡
コメント「まさか準グランプリに選んで頂けるなんて、信じられないくらい嬉しいです。
本当にありがとうございます。これからも奈良の素敵な場所を写真に撮って観光ガイドに役立てたいと思います。」とのことです。
〈店長辻井のひとこと〉
唐古・鍵遺跡を背景に美しい葉桜が枝を伸ばして、まさに歴史のロマン溢れる見事な一枚になっています。また二上山をバックに古代の楼閣が水面に映えて劇的ですね~(^^)窪田さんは他の写真にもスタッフの票が多数入っており、そのセンスの高さが伺えます。プロの観光ガイドをされておられる窪田さんですが、こんな素敵な場所を案内されたらお客さんも感激されるでしょうね!
3、準グランプリ emikoさま
〈店長辻井のひとこと〉
なんとファンタジックな写真でしょう。まるで藤城清治(ふじしろせいじ)の影絵の世界に迷い込んだかのような幻想的な風景で、女性スタッフの支持を集めました。・・桜のピンクと水面の深い青が見事なコントラストでうっとりしてしまいます。先ほどの窪田さんと同票でしたので、大変迷ったのですが今回準グランプリはお二人とさせて頂きました!
4、妖しいで賞 根橋悦子さま
撮影場所 大中公園(大和高田市)
「電灯に照らし出された満開の桜です。電灯の形が丸いので、まるで満月のようです。そしてその下に広がる満開の桜はたなびく雲のようだな…と思ってパチリ。」との談です。
〈店長辻井のひとこと〉
コメントによると「公園の電灯を満月に、そして桜をたなびく雲のように」とのことでしたが、その見立てのセンスがまるで万葉集の世界ですね。根橋さんは昨年度に続いての「妖しいで賞」での受賞です。もはや「夜桜の根橋さん」と言っても過言ではありません(笑)今回も典雅な雰囲気で魅了して頂きました!
5、妖しいで賞 藤川まどかさま
撮影場所 橿原市の秘密の場所
「神秘的な月の光で空がオーロラのように見えました。川に写し出された桜の世界がもうひとつの世界があるかのような・・。行灯がまた桜の魅力を引き立ててくれました♡♡」
〈店長辻井のひとこと〉
先ほどの根橋さんに続いて「妖しいで賞」の作品です。今年も夜桜のご応募は沢山あったのですが、群を抜いて「妖しい」雰囲気のこの写真、コメントにあるように水面に映った紫色の桜とその後ろに光る屋台の緑の照明が、なんとも不思議な世界を醸し出してくれています。スタッフ一同見た瞬間に「おお~」と声を上げた見事な一枚です!
6、面白いで賞 辻 雅弘さま
タイトル『フタのサクラ…見つけました。』
「普段、あんまり下見て歩いていないので、我が職場のマンホールでさえ、今更ながら氣付きました。
見つけた人は、きっとほんわかした氣持ちになれますね^_^。私のように…。」とのコメントです。
〈店長辻井のひとこと〉
桜フォトコンテストは今年で3回目なのですが、マンホールの写真をご応募いただいたのは初めてです(笑)
たしかに普段歩いても、そこに桜があるとはなかなか意識しませんよね。でもこのデザインをされた方の気持ちを想像すると、とてもほっこりした気持ちになります。そして、それを見出された辻さんの観察眼と優しさに感動しました(^^)
7、店長賞 秋丸素子さま
「サクラの写真を応募します。始発列車とサクラ並木です。」と秋丸さん。
〈店長辻井のひとこと〉
秋丸さんは毎年このイベントにご参加頂いていますが、とても朝が早い方で(笑)いつも早朝の桜写真を送って下さいます。
今回はなんと始発電車が通る瞬間を見事に捕らえて頂きましたが素晴らしい躍動感!始発電車にあおられて桜吹雪がぶわっと舞う様子や踏切のカンカン鳴る音がまるで甦ってくるようです。ただ、早朝のはずなのに、電車の光が不思議にノスタルジックに見えて一瞬夕方の写真かな?と思いました。いろいろと個人的にグッとくるこの作品を店長賞に選ばせて頂きました(^^)
7、スタッフ賞 竹元信弘さま
タイトル「万葉集の二上山を偲ぶ」
撮影場所 広陵町平尾池
「〜うつそみの人にある我や明日よりは二上山を弟背と我が見む〜詠人:大伯皇女(おおくのヒメみこ)」
〈店長辻井のひとこと〉
桜並木が見事に水面に映え、空と水の青そして桜のピンク色が見事なコントラストのパノラマ写真。この万葉集の歌を詠んで改めて見ると美しいはずの風景が切なく感じられて非常に味わい深いです。竹元さんは個人的にも存じ上げていますが、非常にアーティスティックな方で、この写真にもまさにそのアートセンスがあふれており、スタッフも感動いたしました!
・・以上の8作品を選ばせて頂きました!今回頂いたお写真はどれも甲乙つけがたく素晴らしいものばかりで選考会も非常に難航いたしました。涙を呑んで選外にさせて頂いた物も含めて、現在ご応募頂いた全作品をれんげ堂店内に展示しております。
まだまだ桜満開の当店へぜひお花見がてらお越しくださいませ(笑)。
また来年も開催させて頂きたいと思います(≧▽≦)
改めてご応募いただいたみなさん、心から感謝申し上げます!!